ロルフ・ドベリ著『Think clearly』よりよい人生を送るための思考法52項目リスト

Think clearly読書・書評

先日「中田敦彦のyoutube大学」でも紹介されていた本『Think clearlyシンククリアリー』を書店で見かけたので衝動買いしました。

本のジャンルとしてはビジネス書で、書かれているのは「迷ったり困ったときのマインドセット」についてです。

各章ごとの細かい本の内容の説明はしませんが、今日は『Think clearly』をで解説している52項目を一覧表示してみました。

全項目の内容はご紹介できませんが、目次から52項目のタイトル一覧を表示しておきます。

では、さっそく解説です。

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『Think clearly』とはどんな内容の本?

一言でいうと、「人生で迷ったときに気持ちのもやもやを解消してくれる1冊です。
本のタイトルにもあるようにより良い人生を送るための52項目にわたる思考法が書かれています。

著名人も絶賛していて、ドイツの元首相ゲアハルト・シュレーダーは
「巧みでわかりやすく、とても説得力がある」とコメントしてます。
(Amazon紹介欄より)

『Think clearly』著者ロルフ・ドベリについて

シンククリアリーの著者はロルフ・ドベリというスイス在住の作家、ビジネスマンです。

本書はドイツでは販売部数25万部を突破し、世界29か国で翻訳されたというベストセラー作家です。

ロールフードベルさんは個人のホームページも持っています。
ロルフ・ドベリHP

以下はアマゾンの紹介欄から

ロルフ・ドベリ 作家、実業家。1966年スイス生まれ。スイス、ザンクトガレン大学卒業。スイス航空会社の子会社数社にて最高財務責任者、最高経営責任者を歴任後、ビジネス書籍の要約を提供する世界最大規模のオンライン・ライブラリー「getAbstract」を設立。
35歳から執筆活動をはじめ、ドイツ、スイスなどのさまざまな新聞、雑誌にてコラムを連載。著書『なぜ、間違えたのか?――誰もがハマる52の思考の落とし穴』(サンマーク出版)はドイツ『シュピーゲル』ベストセラーランキングで1位にランクインし、大きな話題となった。本書はドイツで25万部突破のベストセラーで、世界29か国で翻訳されている。著者累計売上部数は250万部を超える。小説家、パイロットでもある。スイス、ベルン在住。

つまり、ビジネスマンであり小説家でありパイロットでもあるという異彩を放った人物です。

52の思考法一覧リスト

本の内容は52項目にわたる人生の思考法。著者はこれを「思考の道具箱」と呼んでいます。

52項目のタイトルは以下の通りです。

項目
1考えるより、行動しよう
2なんでも柔軟に修正しよう
3大事な決断をするときは十分な選択肢を検討しよう
4支払いを先にしよう
5簡単に頼み事に応じるのはやめよう
6戦略的に「頑固」になろう
7好ましくない現実こそ受け入れよう
8必要なテクノロジー以外は持たない
9幸せを台無しにするような要因を取り除こう
10謙虚さを心がけよう
11自分の感情に従うのはやめよう
12本音を出しすぎないようにしよう
13ものごとを全体的にとらえよう
14買い物は控えめにしよう
15貯蓄をしよう
16自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう
17静かな生活を大事にしよう
18天職を追い求めるのはやめよう
19SNSの評価から離れよう
20自分の波長の合う相手を選ぼう
21目標を立てよう
22思い出作りよりも、いまを大切にしよう
23「現在」を楽しもう
24本当の自分を知ろう
25死よりも、人生について考えよう
26楽しさとやりがいの両方を目指そう
27自分のポリシーをつらぬこう
28自分を守ろう
29そそられるオファーが来たときの判断を誤らない
30不要な心配ごとを避けよう
31性急に意見を述べるのはやめよう
32「精神的な砦」を持とう
33嫉妬を上手にコントロールしよう
34解決よりも、予防しよう
35世界で起きている出来事に責任を感じるのはやめよう
36注意の向け方を考えよう
37読書の仕方を変えてみよう
38自分の頭で考えよう
39「心の引き算」をしよう
40相手の立場になってみよう
41自己憐憫に浸るのはやめよう
42世界の不公正さを受け入れよう
43形だけを模倣するのはやめよう
44専門分野を持とう
45軍拡競争に気をつけよう
46組織に属さない人たちと交流を持とう
47期待を管理しよう
48本当に価値のあるものを見きわめよう
49自分を重要視しすぎないようにしよう
50世界を変えるという幻想を捨てよう
51自分の人生に集中しよう
52内なる成功を目指そう

『Think clearly』の感想とこの本の読み方

目次を見て最初に思ったのは52項目は多いわ!ということでした。

「10か条」とかならまだしも覚えられないです。

それから、海外の本特有の、回りくどい表現が少なくて読みやすかったです。

一見、偏った意見に聞こえる部分もあるので、著者の考えが方合うか合わないかはその人次第的なところがあります。

たとえば、281ページ「ボランティアへの参加が有意義」だを思い込んでいる人は多いが、ボランティア活動にはあまり生産性がない。「時間」ではなく「お金」を寄付しよう、という意見は極端な気もします。

僕にとっては共感できましたが、万人に通用する考え方ともいえないので意見が分かれるところです。

そして、52項目もあるので、全部を読む必要はないと思います。いいところだけチョイスして読めばOKです。

気持ちのもやもやを解消してくれる1冊なので、何かに悩んだときに本書の目次から、今の自分にあてはまりそうな項目だけを読めばいいと思います。

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まとめ

今日はサンマーク出版から発行されているロルフ・ドベリ著「Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」をご紹介しました。

この本は人生に迷ったときに、考え方の参考として使える本です。

気持ちを前向きにさせてくれる良い本なので机の端に置いておいて迷った時に手に取るのも良いと思います。

自分にとって必要な部分だけ「つまみ読み」できる良書なので、ぜひ手にとって読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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