もしかしてマーケティングのプロ?とある奈良のトンカツ屋「まるかつ」はリピ必至の良店だった

おすすめのお店

コロナウイルスの影響で週末に予定していたものすべてが中止になったうえに天気は雨。
特にやることもなくなってもお腹はすきます。

せめて食事だけでも楽しもうとガッツリしたものをと考えたときトンカツが思い浮かびました。

そのとき、「そういえば、奈良にちょっとした話題になってたトンカツ屋があったなぁ」と、ふとトンカツ屋「まるかつ」のことを思い出しました。

結論から言って、リピ必至!

今日はそんな奈良のトンカツ屋「まるかつ」についてご紹介します。

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奈良のトンカツ屋「まるかつ」とは

奈良市内にある普通のトンカツ屋さんです。

よく聞く名前ですがチェーン店ではなく、個人経営のお店です。

【お店情報】
店名 まるかつ
住所 奈良県奈良市神殿町667-1
電話 0742-81-4568

共同駐車場 50台
営業時間 11:00~15:00 17:00~22:00(ラストオーダー21:45)
定休日 年中無休
※車イスの方も利用可

バス利用の場合:JR奈良駅からバスで東口7番のりば発、または近鉄奈良駅12番のりば発で、「神殿(こどの)」下車(約10分)。バス停から徒歩1分。

「まるかつ」をオススメする4つの理由

「まるかつ」をオススメする理由は
①味、②接遇、③店内に貼られた店長の一言、④店長の心意気の4つです。

特に押したいのは④です。
まあまあ押したいのは③です。

おすすめポイント① 味

トンカツは柔らかくどれも美味しいものでした。

今回注文したのは、ヒレカツ定食880円、ヒレカツ丼780円、あじフライ定食880円、エビフライ1本390円です。エビフライは極太特大でした。

特徴を箇条書きにするとこんな感じです。

・とんかつはとても柔らかくてジューシー。
・しじみの味噌汁の風味がよくて、優しい味。
・ご飯、キャベツ、お味噌汁はおかわり自由。
・定食のご飯は白米と雑穀米の2種類から選べる。

トンカツを揚げている油は、「米油」を使っているそうです。また「低温で揚げるので通常よりも提供に時間がかかります」と書いてありました。

各種メニューはまるかつのホームページから

おすすめポイント② 接遇

お店のスタッフの接遇がとても気持ちよかったです。

訪問時、日曜日のお昼ということもあってか、店舗内にはスタッフが7~8人くらいいるように見えましたが、そのうちホール対応していたスタッフが3名くらいいました。

午後2時でも賑わう店内

ホールスタッフは年配のおばちゃんスタッフだったのですが、そのおばちゃんスタッフの対応が抜群でした。

待っているお客さんに常に声をかけ、相手のことを気遣う接遇がとても気持ちよくて、それだけでも「いい接客を受けた」と満足できるレベルでした。

レジで精算しているお客さんから「〇〇から高速乗って来ました」と声をかけられていて、おばちゃんスタッフも「そんな遠くから来てくださったんですか!」と会話している様子を聞くと、遠方から「わざわざ来る」価値があると思われているお店のようです。

おすすめポイント③ 店内に貼り巡らされた店長の一言

最初は、芸能人のサインが貼ってあるんだと思いましたが違いました。
よく見ると店内の壁一面に貼られているのは「相田みつを」を意識した「店長の一言」でした(^^♪

ネットで読んだ記事によると、店長さんはいつも「ネタ帳」を持っていて、何か一言思いついたらネタ帳にメモを残しておくんだそうです。

壁を眺めて店長の一言を読みながら、待っている時間を楽しむことができます。

おすすめポイント④ 店長の心意気

ここが一番のおすすめしたいポイントです。
それをこれから説明します。

「文字だけのチラシ」のストーリーで人の心を動かす

最近のマーケティングでもストーリーの重要性は謳われています。
製品ならどこで買っても同じものが手に入る時代です。食べ物だって美味しいものは溢れかえっています。

成功者が成功体験を語るより、自分が弱小であることを認めつつ前向きな姿を見ると人は応援したくなります。

2018年に店長さんは1枚のチラシを作りました。
とんかつの写真が1枚も載っていない「文字だけのチラシ」です。

そこには何か人の心を動かすものがありました

店長がどんな人なのか。どういう思いや経緯でこのお店を始めたのか。何を大切に想っているのか。

ただ、買って下さい!とお願いするのではなく、自分の話やお店に来てくれるお客さんへの想いは、チラシというよりお客さんに向けた「手紙」です

これが文字だけのチラシです。

人は「頑張っている人を応援するのが好き」です。

店長の悪戦苦闘と、親しみやすさ、適度な「ゆるさ」が好感を持たれて、ファンが増えているのだと思います。

そして今年、お店を開店してから6年目になろうとしています。

もしかしてマーケティングのプロ?うまいSNSマーケティング

店長さんはまるかつの情報を、お店のTwitter「とんかつ店まるかつ@奈良 (@marukatsunara) 」で発信しています。

そして「店長の取り組み」がときどきニュースになります

「店長の取り組み」がSNSで話題と共感を呼び、その結果、まるかつファンが増えているように感じます。もしかしてマーケティングのプロなの?と思ってしまいます。

店長の取り組み①福井県民割引

覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、2018年2月、福井県で豪雪により車に乗った人が立ち往生するという被害がありました。

短時間の間に一気に雪が降り積もったことで、車が道路で立ち往生し、身動きを取れなくなった人が車から出られなくなり、多数の方が被災されました。

このニュースを知った店長さんは、こんなツイートをしました。

その後、北陸地方で同じような豪雪による被災者に向けてさらにこんなツイートをして被災者を励ましました。

この言葉が届いたのか、春になってから実際に北陸地方からお客さんが来られたそうです。

店長の取り組み② まるかつ無料食堂

同じく2018年、お腹が空いてもお金がなくてごはんが食べられない子供のために、「まるかつ無料食堂」という、いわゆる「子ども食堂」をはじめました。

告知のため、お店の中でなく、お店の外の壁にこんなチラシを貼りました。先日もまだ貼ってありました。

お店の中ではなく外の壁に貼ってありました

店長に「コソッ」と電話すると、お腹いっぱいトンカツを食べられるように店長がおごってくれます。また、お店で食べるのが気まずかったらお弁当にして持って帰ることができます。
世の中お互い様だからと、代金は出世払いでも、忘れてもいいと書いてあります。

こんチラシはネットで話題になりました。その後ブログでも報告されていますが、1年で260人以上の子供が利用したそうです。

偽善じゃないかのか?そんな声もある中、この「子供食堂」をどんな気持ちで始めたのか、本当にこれがいいことなのか、そわからないけどとにかく自分にできる何かがしたい。

そう綴られた店長さんのブログ「まるかつ無料食堂について」からは、SNSでバズるためのテクニックではなく、北陸の豪雪被災者へ向けたメッセージのように、純粋に困っている人に対して自分にできることを何かしたいという、人柄を感じました。

結果的にSNSでバズることになり、マーケティング的も成功した結果となりました。

まとめ

奈良のトンカツ屋さん「まるかつ」は、味はもちろんのこと、何よりも「人」の心が気持ちいいお店でした。

「とんかつを食べるならあの店で食べよう」、そう思えるお店です。なので僕のリピート必至です。

もし、お店にご興味を持っていただいたなら、美味しいトンカツと店長さんを見に、ぜひお店に行ってみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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