最近のコロナウィルスの影響でマスクの売り切れから始まり最近ではドラッグストアでアルコール消毒までもが店頭から消えているようです。
そうなってくると、あと自己防衛する方法は何があるんだろうと不安になる方も多いのではないでしょうか?
それは「免疫力」をアップさせることです。
なんだよそれ!と思うかもしれませんが、これは医療機関でお医者さんに聞いても否定はしないはずです。
つまり、最後に頼れるのは「自分の身体」ということです。
そこで今日は免疫力をアップさせる3つの項目について、確認の意味も込めてご紹介します。
免疫力をアップさせる3つの項目
最大の防御は免疫力をアップです。免疫力をアップさせる重要な3つの項目は主に次の3つです。
①バランスのとれた(5大栄養素の含まれた)食事
②良質な睡眠
③睡眠のための運動
食事、睡眠、運動って、当たり前すぎて記事にならないくらいですね。
でもこの際何が大事なのか?
それぞれのポイントをおさらいしておきましょう。
①バランスのとれた(5大栄養素の含まれた)食事
1日3食、バランスのとれた食事をとると免疫力が高まると言われています。
ただし、これは医学的に明確なエビデンスというものはないとも言われています。
ただ、栄養が足らない人が病気にかかりやすかったり、病気の治りが遅かったりすることは事実です。お年寄りによくできる「褥瘡(じょくそう)」も栄養状態が改善すると治っていきます。
バランスのとれた食事とは「栄養素が含まれている食事」です。
栄養素には、糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルがあり、これを5大栄養素といいます。最近ではさらにこれに食物繊維を加えて6大栄養素と言われることもあります。
①たんぱく質…たんぱく質は筋肉、血、骨、爪や髪の毛などを作る材料
②脂質…脂質は体を動かすための多くのエネルギーとなる栄養素
③炭水化物…糖質は筋肉や体を動かす時に使われるエネルギー源となる栄養素で、また脳の唯一の栄養素
④ビタミン…ビタミンは他の栄養素がうまく機能するのを補う役割
⑤ミネラル…たんぱく質、脂質などがエネルギーをつくりだす時にその働きを助ける役割や、歯や骨などをつくる材料になったりします。
①たんぱく質…肉、魚、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品
②脂質…肉、魚、牛乳・乳製品、植物油、バター、マヨネーズなど
③炭水化物(糖質)…ごはん、パン、パスタ、餅、うどん、じゃがいも、砂糖
④ビタミン…野菜や果物全般
⑤ミネラル…海藻、牛乳・乳製品、小魚、レバーなど
5大栄養素の働きは「エネルギー源となるものを摂取し、体を作り、調子をととのえる」ということです。
必ずしも1日で、1回で摂取しなければならないと考える必要はありません。
②良質な睡眠
実はこれも医学的にはエビデンスがあるとは言えません。
ただ、睡眠時間が短いと免疫力が下がると言う報告が多数あるので睡眠が大切だと言われています。
問題は何時間眠ればいいのか、いろいろわからないことはありますが、最低7時間は必要だと言われています。
良質な睡眠をとるための5つのポイント
①90分前の入浴
②夜は照明を暖色系にする
③寝る直前のスマホやパソコン禁止
④起きたら光を浴びる
⑤毎日同じ時刻に起きる
詳しくは過去に睡眠負債解消の記事を書いています。
よかったら読んでみてください。
③睡眠のための運動
さらにこれも医学的なエビデンスはありませんが、運動すると免疫力が上がると言われています。
適度な運動が良い理由は、有酸素運動など軽めの運動によって血流が良くなることと、適度に体を疲れさせることができることです。
適度な疲労の結果、深い眠りが期待できます。また、激しすぎる運動は逆効果だと言われます。
よく眠るために適度に疲れる有酸素運動をしましょう。
まとめ
結局のところ、ウイルスから身を守る最後の手段は、免疫力を高めてウイルスに負けない強い体を作るしかないということです。
人間は常にウイルスや菌の中で生きています。
感染症として恐れられている菌やウィルスは日常の中にいるものも多数あります。
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)も普段から体に付着している「常在菌」ですが、抵抗力が弱くなると菌に負けて感染症を起こします。
栄養、睡眠、運動で強い体を作り、このコロナウィルス危機を乗り切りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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