こんにちはNaraoです。
ビジネス書や勉強系の本を買って「さあ読むぞ!」と気合を入れて読みはじめたものの、途中まだ第2章か第3章あたりで力尽きて読み切れない、という経験はありませんか?
僕の家には、買った日が一番テンションが高くて、買ったことで満足して、日が立つごとに「あのときは欲しくて買ったのに読みきれない」という状態の「積ん読(つんどく)」状態になっている本がたくさんあります。
また、読むのにあまりにも時間をかけて読んでしまうと、前に読んだ部分の内容を忘れてしまうこともよくあります。
そんなビジネス書の読み方に対する「誤解」や、効率の良い本の読み方について学んだことをご紹介します。
ビジネス書を読むことに対する誤解
いろいろ調べているうちに、自分のビジネス書の読み方に対して相当な誤解があったことを知りました。
もしかしたら皆さんも心当たりがあるかもしれません。
①ビジネス書は読了しなくてもいい
1つ目は、ビジネス書は「読了しなくてもよい」ということ。
「読んだ」ことを「吸収」するの方が重要で、本を最初から最後まで一言一句読むことが重要ではない、ということです。
小説のように最初から読まないと話がつながらない場合は別として、ビジネス書は必要な部分を理解し吸収することが目的。
だから必ずしも本の全部を読まなくてもいいんです。
本を買ったからには最初から最後まで全部理解しないと読んだことにならない、と全部を読了することを中田敦彦さんのYouTubeでは「バイキングを全部食べるようなもの」と言っていました。
めちゃくちゃわかりやすい表現です。
②必要なところから読めばいい
冒頭にも書きましたが、僕は意気込んで買って最初から読み進め、途中で挫折して読まなくなった本がたくさんあります。
ところが、読み方を学んで知ったことは、ビジネス書は必ずしも「最初から読まなくても良い」ということです。
タイトルや帯を見て、自分が求める何かがあると感じて買ったわけですから、知りたい部分を理解してその情報が活用できれば、その本を買った目的は達成しています。
繰り返しますが、ビジネス書は全部を理解する必要はありません。
だからいきなり自分が知りたいと感じた部分から読んでもOKです。もしも、知りたいことを理解するために前後を読んでおく必要がある場合はその部分も読みます。
買った本は一番知りたい部分から知る、つまりメインディッシュから食べてもいいんです。
またまた中田さんのyoutubeからの引用ですが、本を最初から読んでいって途中で挫折するのは、「ハンバーク弁当を注文したのに、端っこにあるきんぴらゴボウから食べていって、本命のハンバーグをお腹いっぱいで捨てているようなもの」
「読了」した満足感よりも吸収した情報が「活用」できることの方が大事ですよね。
③目次に時間をかける
いきなり本文を最初から読むのではなく自分にとって重要なところから読むことが目的達成の近道です。
では、自分にとって大事な部分をどうやって見つけるのか?
それは、
「目次」に時間をかけること。
目次はその本の「地図」です。
どこに何が書いてあって、どこがその本の一番伝えたいところなのかを知るためには目次に時間をかけるが効率の良い読み方です。
「はじめに」と「おわりに」で作者の一番言いたいことを探る
著者はどんなことを伝えたくてその本を書いたのか?
それを知るにはその本の「はじめに」と「おわりに」に注目します。
何が大切と感じて、何を伝えたくて執筆したのか、著者の意図を知り、一番伝えたいことを知る、そしてその情報を活用して自分のものにすることが、本当の意味でその本を読んだことになるのではないでしょうか?
情報吸収効率の良いビジネス書の読み方
上記を踏まえて、ビジネス書は「読む順番」を変えると効率よく読めることを知りました。
普通の読み方(書かれた順番どおりに読む)
①目次
②はじめに
③本文
④あとがき
普通に最初から順番通り読む読み方です。一方効率の良い読み方は、
情報の吸収効率の良い読み方(本文を最後に読む)
①目次
②はじめに
③あとがき
④本文
目次でその本の一番大事な部分を見つけて、著者がいいたいことを「はじめに」と「おわりに」から拾い上げ、それから本文の中の情報を習得する、という順番です。
まとめ
今日は、ビジネス書の読み方について自分なりに学んだことをまとめてみました。
ビジネス書の読み方は、読了しなくてもよくて、目次で大事な部分を探し、必要なところから読み進めればいい。
こう考えると難しそうなビジネス書を前にしても少し気が楽になりませんか?
こんな読み方もあるんだと、ビジネス書でアップデートしたい人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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