怒れる明石市長をきっかけに学ぶアンガーマネジメント。怒りの6タイプを知ろう

マインドセット

先日、新聞の記事に「明石市長がまた暴言」という記事がありました。新聞に掲載された日の朝のテレビでも取り上げられていて話題になっていました。

また」ということは、「前にもあった」ということです。

新聞記事はこんな内容です。

明石市長また暴言 市議に「議員辞めてまえ」新年会で口論

兵庫県明石市の泉房穂市長(56)が市内で開かれた新年会の席上で、市政運営を巡り口論になった明石市会議員に「もう議員辞めてまえ」と暴言を浴びせていたことが14日、関係者への取材で分かった。
(中略)
泉市長は「火を付けて捕まってこい」などの暴言を市幹部に浴びせていたことが昨年1月に発覚し辞職。「市長としての資質に欠けていた」と謝罪し、3月の出直し市長選で当選した。

神戸新聞

神戸新聞の記事には続きがあり

 暴言発覚後には、怒りの感情をコントロールする「アンガーマネジメント」を受講。泉市長によると、今もテキストを繰り返し読み、3月には東京の担当医に会いに行く予定だった

と書かれています。

「怒ってしまう自分を自覚」し、怒りをコントロールするアンガーマネジメントを学ぼうとしていたけど「また」怒ってしまったということです。

怒りは誰もが持つ感情ですし、それをコントロールするのは簡単ではありません

しかも、人はそれぞれ「怒るポイント」が違います。

  • 自分の思い通りにならないとイラっとする人。
  • ルールを守らないことに対してイラっとする人。

今日は、明石市長のニュースをきっかけに、アンガーマネジメントに関する「怒りのタイプ」についてまとめてみました。

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職員に暴言を浴びせた明石市長ってどんな人?

明石市長の泉房穂(いずみふさほ)さんは、2020年時点で年齢はまだ56歳、東京大学教養学部卒業、弁護士資格も持っておられるので、相当頭の回転の速い方なんだと思います。

この市長は、2019年1月に「火を付けて捕まってこい」などの暴言を市幹部に浴びせていたことが発覚し明石市長を辞職しています。

「火を付けて捕まってこい」というこの文章だけ見れば、ヤクザみたいな人を想像するかもしれませんが、道路拡張工事を巡り7年間立ち退き交渉を放置していた市の職員に対して激高して吐いた暴言だったといいますから、感情的には理解できます。

「市長としての資質に欠けていた」として一度は辞職しましたが、その後出直し選挙で再当選しているところを見ると、市民も市長の怒りに対して一定の理解はあったのだと思います。

これが当時のニュースです。

それで、今回は明石市議と市政の運営を巡って口論となった際「また暴言」を吐いたとニュースになったわけですが、当事者である市議は「確かに暴言はあったが市長に対して怒ってはいない」と言っているにも関わらずニュースになるのはやや不思議です。

いったい誰がこれを問題にしたかったんでしょうか?

アンガーマネジメントとは

ところで、この明石市長も受講しようとしていた「アンガーマネジメント」ってご存知ですか?

アンガーマネジメント」 とは、怒りが深刻な問題にならないように、怒り(アンガー)を制御(マネジメント)する心理療法プログラム」です。

企業の研修でもよく聞くジャンルなので、言葉自体は最近よく耳にするようになりました。

アンガーマネジメントでは、怒らないようにするのではなく怒りの感情を制御して「怒るべき部分」、「怒る必要のない部分」に区別して適切な対応をとる方法を学びます。

つまり「自分の怒りの感情との向き合い方を知る」ことが目的です。

「怒り」って何?

怒りとは何か?とあらためて聞かれても、「怒る」という感情があまりにも身近すぎてピンときませんよね。

wikiによると、怒りとはフラストレーションの結果であり、また、怒りは、心の底にある恐れや脆弱感に対する防衛機能なんだとか。

人それぞれ、恐れや脆弱感は違いますから、当然ながら防御反応も違ってきます。

怒りの6タイプ ~怒りのクセを知る ~

ここが今日の本論です。

マネジメントの必要性はわかります。
ただ、人それぞれ怒りを感じるポイントが違うので、自分はどんな時に怒りを感じるタイプなのかを知ることがマネジメントの第一歩だと思います。

アンガーマネジメント協会のページを見ると、怒りのタイプは大きく分けて次の6タイプに分かれる、とあります。

その6つのタイプとは

  • ①公明正大(こうめいせいだい)
  • ②天真爛漫(てんしんらんまん)
  • ③威風堂々(いふうどうどう)
  • ④博学多才(はくがくたさい)
  • ⑤外柔内剛(がいじゅうないごう)
  • ⑥用心堅固(ようじんけんご)

怒りの6タイプについてざっくり解説

怒りの6タイプにはどんな特徴があるのか、タイプ別にどんなことでストレスを感じて怒るのかは以下のとおりです。

自分の性格を考えてみて、どのタイプにあてはまるか考えてみましょう。

①公明正大タイプ

正義や信念をしっかり持ち、常にそれを貫くタイプ。
正義感が強く感じますが、ルールを守らないとか、マナーが悪いことについて許せないタイプです。間違っていると思うと指摘をしないと気が済みません。道徳や正義から外れた行動倫理観を書く行動に対して怒りを感じます。

②天真爛漫タイプ

思ったことを思った通りに発言して行動する自由な表現者。
目標達成を目指すパワフルさがあり話すことが得意で自分の意見を伝えることができます。
一方で相手の感情考慮するのは苦手で、行きすぎると「独裁者」になってしまいます。自分の主張が通らないと大きなストレスやフラストレーション、そして怒りを感じます

明石市の市長さんはこのタイプかもしれませんね。

③威風堂々タイプ

プライドと自信を備えた自他共に認めるリーダータイプです。
どんな状況でも堂々と自分らしくいられます。そんな勝者の雰囲気から自然と「リーダー格」として周囲に認められるタイプ。
 リーダータイプゆえに自己中心的になりがち他人をコントロールすることに罪悪感がないので上から目線で相手を休してしまうことがあります。
プライドが高く、人から大切に扱われたいと言う思いがあるため、粗雑に扱われると怒りを感じます。

④博学多才タイプ

なんでも白黒つけたがる完璧主義者です。好き嫌い、敵か味方か、良いか悪いかなど、物事を極端に考えるタイプです。
 常に論理的で明快な判断ができ、厳しい状況でもベストを尽くしてやり遂げるパワーの持ち主です。逆に「優柔不断」が許せず、「判断力にかける曖昧な人」「自分と価値観が合わない人」に対してストレスと怒りを感じます。

⑤外柔内剛タイプ

一見、見た目は穏やかな人のようで内には強いものを秘めている、いわゆる「頑固者」です。
自分の頭で考えて判断することが大切だという信念の持ち主です。その強い気持ちを柔らかい雰囲気で包み込んでいます。「責任感」と「自主性」が強く,どんな場所でも頼られる。
 根拠もなく自分の考えが正しいと思い続けるので、「自分の考えと違う」ことを言われるとストレスを感じます。さらに、頑固者なので自分の「思い込み」「自分のルール」から外れると怒りを感じます。

⑥用心堅固タイプ

勝てない勝負はしない戦略家で、八方美人になることがあります。
人を見る目に長けていて、複雑な人間関係を読み解く策略家です。常に慎重に考えて行動するので目上の人に安心感を与えます。
ただし、気が利いていて愛想が良い割には人に心を開きにくく簡単に人を信用しない臆病さがあります。また、自己評価が低いという特徴があります。
「猜疑心」「不信感」が怒りを引き起こすキーワードです。

自分の怒りのタイプを診断するサイト

怒りの6つのタイプについて、自分のタイプを診断するサイトがあります。

12問の質問に答えて、その合計点の組み合わせで自分の怒りのタイプを知ることができます。

怒りのタイプ診断」をするには、アンガーマネジメント協会の簡易診断ページがあるのですが、メール登録をしないと簡易診断の画面に進めないことや詳しい診断は「有料」となっているので今回はスルーします。

今回、怒りのタイプを調べるのに参考にしたサイトをご紹介します。↓ ↓

このサイトなら、12の質問に対して回答を選んでいくだけで、自分がどのタイプが診断してくれます。

あなたの「怒りタイプ」がわかる。アンガーマネジメント診断
https://www.mashingup.jp/2017/10/065037anger_type.html

まとめ

今回は、明石市長のニュースをきっかけに、アンガーマネジメントに関する「怒りのタイプ」についてご紹介しました。

人間から「怒り」の感情を消すことはできません。でも、感情をむき出しにして怒っていても相手との関係においては良くなることは何もありません。

まずは自分のタイプを知って「怒り」と上手に付き合いたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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