決断力を鍛えて自分で意思決定できるようになるための5つのマインドセット

マインドセット

みなさんは自分のことを優柔不断だと思いますか?

仕事上においても、決定すべき立場の人が決めることを避けたり、「周りの意見を聞いて決きめただけで自分が決めたのではない」と、決断することを怖がる人を見かけます。

集団の中で自分が決めたとすると、うまくいかなかったとき周りから責められるのが嫌だとか怖いと思うと、つい人の意見に左右されてしまって、なかなか自分で決断できないのかもしれません。

しかし、決断力は生きていくうえで重要な力です。

『人生は選択の連続である』というシェイクスピアの言葉にもあるように、日常は日々の小さな決断の積み重ねです。

また、今の自分は過去の決断の結果ですし、現在の延長線上に未来があると考えると、決断力鍛えて適切な決断をすることは今後の人生を大きく左右するとも言えます。

今日は、決断力を鍛えるために普段から意識しておくとよいマインドセットをご紹介します。

少しでもご参考になれば幸いです。

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1.「自分ならどうするか」と考えるクセをつける

すべてにことにおいて自分の人生は自分で決めるんだという気持ちで、「自分ならどうするか」という視点で考えるクセをつけることが大切です。

自分ならどうするかと考えると、自分の意見を持つことになります。
自分の意見を持つためには、判断材料が必要になります。

何か迷ったとき、自分なりに判断材料を集め、その材料の中でベストだと思うことを経験する中で決断力が鍛えられていきます。

人生は自分で決めるものです。
他人に決められたことに不満を言って幸せになった人はいません。

2.「直感」を信じスピード感をもって決断する

自分の「直感」を大切にし、早く決断することも大切です。

「ファーストチェスの理論」という考え方があります。これは「5秒で考えた手」と「30分かけて考えた手」は86%の確率で同じ結果だったというもので、時間をかけることが良いこととは限らないことを表しています。

将棋界にも「長考に好手なし」という格言があります。
長考して「正しい決断」をしたつもりでも、そもそもそれが正しいかなんてその時点ではわからないのですから。

もちろん、自分の考えもなく適当に決めるのではく、覚悟を持って決断する必要はありますが、直感を大事にした自分の考えは大切にしたいものです。

3.捨てる勇気を持つ

行動する前に「もしも別の選択をしていたら」と考えすぎると、いつまでも決断することができず迷い続け、時間だけが経過します。
その間にせっかくやってきたチャンスも通り過ぎてしまいます。
「もしも~していたら」という、今さら実際には比較できない事柄を考えても意味がありません。

どちらかしか選べない状況の中で一つの選択をした場合、もう一つの選択は当然「捨てる」ことになります。

自分がした決断がが正しいと信じる気持ちがなければ、そのことに集中できません。迷いが生じて中途半端になり結果も伴わないことになります。

ある程度まで考えて選択したらあとは捨てる。「もうこれ以上は考えない」という気持ちが必要です。

4.他人のことを考えすぎない

自分が決めたことで周りの人が困らないか?そう考えると、決断することが怖くなります。

しかし、自分が決めなくても最後は誰かが決めているなら、一番納得がいくのは自分が決めたことだと思います。

たしかに、自分の決断で誰かに迷惑をかけたり、傷つく人が出てくるかもしれません。しかし、どの選択をしてもそうなる可能性はあります。

誰のために、何のために、という大きな目的をブレさせることなく
冷静に客観的に考えた(つもり)の結果なら、迷う必要はありません。

もちろん、自分だけで決めることを推奨しているのではありません。
「自分の考えを持ったうえで」他の人にもよい方法がないか相談するのもよい方法です。

5.とりあえず「試してみる」

決断して行動に移さなければ変化は起こりません。

大きな決断を簡単に「試してみる」とは考えるのは、難しいかもしれませんが、日常的なことなら、「とりあえずやってみてダメなら修正しよう」と考えて進むことが、決断力を鍛えることになります。

失敗や間違いを必要以上に恐れないこと。

デイル・ドーテン著「仕事は楽しいかね」という本の中で「人間は変化は嫌いだけど試してみることは好きなんだ」と、人間の本質について書かれた部分があります。

後戻りできないような決断をしなければならない、と考えるとなかなか決めるのも難しいかもしれませんが、まずは試してみようと言う気持ちになれば、何かを決めることができるのではないでしょうか。

まとめ

以上、今日は決断力を鍛えるためのマインドセットを5つ挙げました。

決断力を身に着けて、人生をより良く過ごしたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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