こんにちはNaraoです。
ビジネス書を解説するyoutubeが大好きで、気になる本があればいつも動画解説を探したりするのですが、その中でもいつも参考にしているチャンネルがあります。
それが今日ご紹介する「サラタメさん」。
サラタメさんは、僕らと同じサラリーマンとして、サラリーマンの目線で情報発信をしています。
動画の中ではあまり自分のことを話さないサラタメさんですが、最近は人気が出すぎて雑誌や他の動画で取り上げられるようになってきました。
サラタメさんとはいったい何者なのか?
今日は僕が大好きなyoutuber、サラタメさんについて調べたことをまとめてみました。
また、関連記事として他にもビジネス書解説などをしてくれるおすすめのyoutubeチャンネルを紹介していますので、お時間があればぜひこちらの記事も読んでみてください。
関連記事「Youtubeでビジネス書を要約・解説してくれるおすすめチャンネル5選!」
それでは行ってみましょう!
サラリーマンyoutuberサラタメさんってどんな人?
サラタメさんは「サラリーマンのためになる」情報、主には書籍の解説を中心に情報発信をしているyoutuberさんです。
サラタメさんの年齢は1989年生まれの今年30歳ととても若いyoutuberさんです。
いつも動画の冒頭で超早口で紹介しているとおり「ブラック企業から倍率100倍のホワイト企業に転職を成功させてぬくぬくサラリーマンユーチューバーをしている」男性です。
ビジネス書などの「軽快でわかりやすい解説」が特徴で、オリエンタルラジオの中田敦彦さんのチャンネル「youtube大学」でも、「参考にしている。パクりたいyoutuber」としてとりあげられるくらいです。
サラタメさんの勤める会社では普段の仕事着はスーツではないそうで、「サラリーマンといえばスーツ」と、動画の中や取材を受けるときだけスーツを着ているそうです。
もはやサラタメというキャラを演じているんですね。
サラタメさんは普段どんな会社に務めているの?
会社名は公表していませんが、現在の仕事は商品等を作る事業会社のマーケティング部に所属しておられます。
前に勤務していた「ブラック企業」でも同じマーケティングの仕事をしていたそうです。
身バレを恐れて顔出しなし。でも「いつかはバズる!」
サラタメさんは動画の投稿を始めた2018年当初から、顔を出していません。
サラタメさんが顔を出さない理由は「身バレしたくないから」。
動画を出すことについては「いつかはバズる」という意気込みだったそうですが、顔出しして人気が出てくると、芸能人のように街で声をかけられる可能性が高くなります。
「ふだんの生活でサラタメOFFの状態から、人に声をかけられて強制的に「ON」の状態になりたくない」、というのが顔を出さない理由だそうです。
ところが、登録者数が30万人を超えた当たりから、知人から「お前、サラタメじゃない?」と言われることが増えたそうです。
案外、周りの人は知っていて黙ってくれているだけかもしれませんね。
サラタメさんの失敗体験
軽快にビジネス書を解説するサラタメさんですが、昔は大きな「しくじり」をしていたそうです。
昔から喋るのは得意だったけど、いろんな人を巻き込み、最後の「仕事をまとめる力」がなくて上司には怒られてばっかりだったそうです。
喋りは軽快だが、まとめる力がないとバレて取引先からもクレームが来る始末。
大学生が勢いに任せて喋ってるような、風呂敷を「広げる」けど「たためない」感じだったそうです。
そのため1日中怒られっぱなしで自信を喪失していたという「しくじり」を体験されています。
反省とそこから学んだ副業の大切さ
自分が面白いと思うことを思う通りにやりたい、と思いながらもサラリーマンには制約がある。
当然といえば当然です。
その「制約」がある中で達成する喜びや成長があることはわかっている一方で、スケールは小さくても自分の判断で最初から最後までやり通せる「副業」の大切さを知ったと言います。
僕自信も社会人経験を通して「自分で企画し実践し完結させるスキル」はこれからの世の中で必要だと感じました。
サラタメさんの動画戦略
さすがマーケティング部で働くサラタメさん、登録者の伸ばし方も戦略的でした。
SPAの記事によると、
「より登録者数を伸ばしたいと思ったら、大きい市場を攻めるのがセオリーです。例えば投資や副業、美容、アウトドアなど、人気ブログや雑誌でも取り扱うジャンルなら、人々の関心が集まっているし広告出稿する企業もいるのでやりやすいでしょう。
SPAより
私はそのなかでもビジネス書というジャンルで“現役サラリーマンならではの切り口”で独自性を出すことを心がけています。ひいては、“ブラック企業で苦しんでいた過去の自分のためになる情報”ですね」
動画を伸ばすための戦略もきっちり立てておられます。
動画への2つのこだわり
サラタメさんは、動画をつくるうえで2つのことに注意しているそうです。
それが「音」と「見た目」
「『音』と『見た目』を制することがカギとなります。私の場合『音』はナレーションです。早口で情報の濃度を上げつつ、聞き取りやすいテンポのよさにもこだわり、リテイクを重ねています。一方『見た目』は、いかに動画をわかりやすく見せることができるか。
SPAより
私は当初、簡素なパワポ資料を使っていたのですが、より視聴者の興味を引くため、ほかのYouTuberの方を参考に『VYOND』というアニメーションソフトを使うようになりました。最初のうちは、自分と同じジャンルで人気のチャンネルのやり方を積極的に取り入れていくべきだと思います」
ただ、忙しくて最近は自分自身で動画を作ることはないそうです。
最近の動画広告収益は月100万円!稼いだお金は「貯金」と「結婚資金」
登録者が40万人となり、最近の動画広告の収益は月に100万円くらいはあるとのこと。
当然、本業の給与を超えているそうです。ただし、外注などの制作経費もかかっているので、純粋に手取りというわけにはいきません。
当初は動画の制作をご自身で行っていたのですが、サラリーマンとして働きながら構成、録音、動画編集となるとぜんぜん時間が足りなかったそうで、早い段階から外注を始めていたそうです。
人気youtuberになって変わったこと
収益が増えて変わったことは、「本の値段を気にせずに買えるようになったこと」だそうです。本の解説のために、実はその5倍以上の本を買っているというのも驚きでした。
また、近いうちに結婚も考えている彼女がいるそうで、稼いだお金は将来のためや、結婚のために貯金しているとのこと。
サラタメさん動画編集の外注先は?
最近のサラタメさんの動画は、本人が音声と原稿をつくり、動画作成と編集は業者さんに依頼しています。
たとえば、この動画も編集を外注しています。
【14分で解説】7つの習慣|King of 自己啓発
ちなみに、こちらの動画を作ったのは株式会社Licelという会社で、サラタメさんが送った原稿と音声からホワイトボードアニメーションを制作しています。
公式HPによると、制作費用は、「サブスクリプションプラン」というプランで、台本・音声データを頂き制作、6分までのアニメーション制作、同テーマで月4本以上で1本あたり27,000円、(最低月額108000円)となっていました。
サラタメさんの自己分析~成功要因は?~
R25編集部の動画の中で、「なぜこれほどブレイクしたと思うか?」という質問に対して、サラタメさんはとても冷静な自己分析をされていました。
分析の結果はこの3つ。
①時流に乗った
チャンネル登録者が増えたことに対する要因をこう分析していました。
「2019年のビジネス系YouTubeが伸びてきた時にそこにいたこと」
このころは、周辺でもっと影響力があるビジネス系youtuberが出はじめていたところで、うまく「上昇気流」に乗ったことが要因だと言っていました。
「うまく時流に乗れたこと」、それが1つ目の要因だと分析していました。
②凡人だという認識があった
発信活動の言動力は「承認欲求」。
サラタメさんは、昔からおもしろいと思われたい欲求はあったといいます。
小学生の頃から「面白いと思われたい欲求」があり、友達にどんな話し方をすればウケるのかPDCAを回してたと話には驚きました。
友達を笑わせて牛乳を吹き出させ、一緒に床を拭いてる時が幸福だったそうです。
サラタメさんの人柄の良さを感じますね。
芸人のように面白くなりたいと思いつつ、自分にはその力がない「凡人」だと認識し、大きく道を踏み外さないように注意していたそうです。
③マーケティングに対する「筋力」があった
そして最後は、本業でマーケティングやSNSを扱っていたため、情報発信をすることに対して「筋力」があったと分析しています。
いくら情報発信したい、おもしろいことをやりたいと思っても実際に動画を作るにはそれなにりパワーがいりますが、その点サラタメさんはそれまでの仕事で発信に対する経験値が高かったことが成功要因の一つと分析しています。
この先のビジョンは「活動を続けること」
サラタメさんの今後のビジョンは、たとえばサラリーマンから独立するといったような大きな野望はなく、「この活動を続けていくこと」なんだそうです。
だから、人気youtuberになった今も、チヤホヤされて「勘違い」しないよう「そっとしておいてほしい」というのがホンネなんだそうです。
まとめ
今日は、大人気のサラリーマンyoutuber「サラタメさん」について、R25編集部や雑誌の取材記事をベースに深堀りしてみました。
今後もサラリーマンの目線で情報発信するサラタメさんに注目です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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