子どものころから目は良いほうでメガネとは無縁の生活を送ってきました。
ところが最近、携帯やパソコンを見ると少しぼやけて見えることが多くなってきました。
朝はいいんですが夕方になるとそれがひどくて画面を見るのが辛くなります。
もしかしてこれが老眼?
…でも、まぁ
- まだなんとかなるだろう。
- 目が悪くなるのはピントを調節する筋肉が弱ってきたから。
- 遠くを見て近くを見て目の筋トレをすればマシになるはず。
- 眼鏡は一度つけると筋肉を甘やかしてどんどん悪くなる。
当初の僕はこんなふうに思っていました。
見えにくくなってきても、目を細めながら無理していました。
ところが状況は改善せず、だんだん頭も痛くなり仕事の効率も悪くなる始末です。
そして、ついに抵抗をやめてメガネ屋さんで初めてのメガネとして老眼鏡をつくることしました。
今日は老眼になってみていろいろ調べた、老眼って何?治るの?という疑問に対する答えと、初めて老眼鏡をつくってみたという体験について書きます。
老眼を認めたくない方の参考になれば幸いです。
そもそも老眼ってなに?なぜ老眼になるの?
人間はものを見るとき、目の中の水晶体という、カメラでいうレンズに相当する組織がピントを合わせています。
近くのものを見るときには、水晶体を吊り下げている「毛様体小帯」という線維がゆるんでレンズ(水晶体)が厚くなり、近くのものにピントを合わせます。
ところが、加齢により水晶体が固くなり、毛様体小帯がゆるんでもレンズ(水晶体)の厚さが変わらなくなってきます。
そのため、近くのものにピントを合わなくなる、これが老眼です。
老眼になりやすいヒトはいるの?
老眼は加齢による生理現象なので誰でも同じように起きます。
自覚が早いか遅いかだけで、誰もが老眼になるので、特に「老眼になりやすい人」というのはいないそうです。
ただ、普段から細かい手仕事をしていたり、パソコン操作などで、いろいろな距離を見る人たちは、自分の老眼に早く気がつくそうです。
老眼を治す方法はある?
残念ながら、老眼は加齢による生理現象なので治癒しません。
老眼鏡で矯正する以外に方法はありません。
だから見えなくなったら頑張らずに、自分の目にあった老眼鏡を作る方がストレスなく生活を送れます。
参考:公益社団法人日本眼科医会
老眼に抵抗せずJINSでメガネをつくってみた
もう老眼に抵抗せず、JINSで、初めてメガネ(老眼鏡)をつくることにしました。
まずは眼科に行って視力を測定。。。という工程は必要はありませんでした。
聞いていた話では、メガネを作るにはまず眼科へ行って、ちゃんとした視力を計測してもらい、その診断書?をもってメガネ屋さんに行くとのことでした。
でも実際はお店にも視力測定の最新機器があるのでその場で測定してもらえました。
最近の視力測定器のハイテクさには驚きました。
何も言ってないのに勝手に僕の視力を計ってくれます。
機械を覗くとぼんやりと見えていた照準のようなマークがだんだんとはきりくっきりと見えるようになります。
はい、これで測定終了!
え?右とか左とか言わなくていいの?
なんでわかるの?と驚きまくりでした。
そして調べてもらった結果、僕の場合は左目に少し乱視が入っていることがわかり、その乱視部分を補正したレンズを用意してもらって作ってもらうことになりました。
次にフレーム選びです。
JINSの店頭にはAIが「お似合い度」を測定してくれるJINSBRAINという機械(ipad)が設置されていました。
気になるフレームを選んで、それをかけた状態で画面の前に立つと、AIがその似合い度を計測してくれて、%で表示をしてくれます。
このパーセントが高い方がより似合ってるということになるのですが、AIの判断を信じるかどうかは自分の好みです。
値段設定は5000円(消費税別)~となっていて、レンズ代も全てコミコミでした。
もう少し詳しく書くと、ベースのフレームは5000円、8000円、12,000円と大きく3パターンに分かれていて、これにパソコンのブルーライトをカットをするレンズになると5000円アップなど、組み合わせによって価格が変わっていきます。
老眼鏡はオーダーもできますが、サングラスのように最初から店頭で売っているものもあります。
自分の目に合わせて作ってもらっても金額は同じ5000円からなので、どうせなら自分の目に合わせたものを作ってもらうほうが良いと思います。
結局、僕は一番スタンダードな5000円のメガネで、レンズは取り寄せだったため1週間後の仕上がりとなりました。
老眼鏡を使ってみた感想
感想は、ただ一言。
腹立つくらいきれいに見えます(笑)
こんなに見えるんだ、と感動します。
普段見ていた文字がいかにボヤけていたか。
老眼鏡かけないと意地を張っていたのは何だったんだろう?と思います。
今回分かったこと
今回わかったこと。
眼鏡をかけずに、目をこらして頑張っていても目が良くなる事はありません。
それを受け入れて上手に付き合う方がストレスなく暮らしていけることがわかりました。
この記事が誰かの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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