新型コロナでマスク売り切れ続出から一転、マスク増産体制へ。政府は補助金として予算4.5億円計上

日記・雑記

こんにちは、Naraoです。

新型コロナウィルスの感染拡大のニュースを受けて、どこに行ってもマスクが売り切れていましたが、製造再開のニュースが流れていました。

マスクの品薄状態「来週以降」緩和へ。菅官房長官が会見
2/13(木) 7:30配信 ヤフーニュース

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マスク増産に補助金まで検討

国は製造ラインのために設備投資するメーカーに対して予算4.5億円の補助金を準備しました。(経済産業省)
補助の内容は以下の通りです。

①製造ライン1本につき3000万円を上限に費用の3分の2の補助金
(4500万円の設備投資が最大額)
②補助金の対象:国の要請を受けて設備投資するメーカー
③その他:需要が減少した際の過剰在庫は国が一部買い上げることも検討

マスク増産に補助金 菅氏「24時間生産で態勢強化」来週以降にも品薄解消の見込み
(スポニチ)

24時間体制でも追いつかなかった供給

2月10日の産経ニュースの記事によると、大手メーカー「ユニ・チャーム」は、マスクを生産している国内の複数の工場で24時間体制で増産を続けていますが、注文が多すぎて供給が追いついていないそうです。

中国にある工場でも2月10日からマスクの生産を再開したものの、従業員の健康状態を見ながら作業させているとのこと。

国内のメーカーが販売するマスクのうち、中国で生産されているものは全体の7割程度にのぼり、国内産は3割程度だということです。 (2/10産経ニュース

このため、国内で24時間体制で製造しても追いつかなかったというのですが、今回の政府の大号令で予定通り増産となればいいのですが。

ネットで法外な高値で売られていたマスクはどうなる?

人の足元を見るようなやり方は腹立たしさを通り越して悲しく感じていたところですが、供給が再開すれば、相場は通常価格に収束すると思われます。

買い占め→転売で利益をあげようとした人の栄華は長くは続かないでしょう。

マスクの効果を知っておきましょう

冬場は風の季節なので、マスク増産は嬉しいニュースです。

ただ、ウィルスを防ぐ目的でマスクをつけているとしたら、そういう意味ではマスクにはウイルスを防ぐ効果がないことを知っておきましょう。

これは医療関係者の間では常識として考えられています。

マスクでホコリや花粉の侵入は防げたとしてもウィルスの侵入を防ぐのはまず無理です。

もし本当に防ぎたいのなら、ガウン、エプロン、手袋、マスク、ゴーグル、フェイスシールドなどのPPEを使って完全防備しなければ難しいです。つまりはニュースで見るよう完全武装して、肌や粘膜の露出をなくして生活しなくてはいけません。

あの格好で日常生活を送るのは無理ですよね。

じゃあなぜマスクをするのかというと、理由はこれくらいです。

①人に迷惑をかけないため
②近くのおっさんのくしゃみの飛沫を浴びないため

つまり、自分が菌やウイルスを出さないためと、至近距離から飛沫を浴びないためです。

外からのウィルスは、注意してても入って来るものだと思って神経質になりすぎないようにしましょう

ウイルスの侵入予防なら、洗い流すか殺菌するのが効果的なので、「手洗い」「アルコール消毒」が有効です。最近では「うがい」は効果がないと言われています

高齢者や病気の人は抵抗力が弱い状態なので、そんな人が近くにいるときは、自分が感染させてしまうことを防ぐために、自分がたとえ健康でもマスクをつけることは相手に対するエチケットとしての意味があります。

予防の意味ではアルコール消毒が有効

先程も書いたとおり、通常の予防は手洗いとアルコール消毒です。手洗いは付着したウイルスを洗い流すという意味です。

アルコール消毒剤が効く理由は、コロナウイルスの構造にあります。

ウイルスは、その構造からエンベロープという脂質性の膜のあるウイルスとエンベロープのないウイルス(ノンエンベロープウイルス)に分けられます。

コロナウイルスはエンベロープがある方のウイルスです。

エンベロープウイルスは、「アルコール消毒剤によりダメージを受けやすい」という特徴があります。

サラヤより

このあたりは医療衛生材料のサラヤという会社のHPに詳しく書かれています。
サラヤのHPへ

どんなタイミングで感染するの?

インフルエンザも同じですが、マスクをしていてもウイルスに感染するのは、手に付着しているウィルスを粘膜経由で自分の体に入れているケースが多いと言われています。

なので、いくらマスクをしてても、目をこすったり鼻をほじったりしたら感染の可能性大です。
粘膜からの感染ルートに注意しましょう。

コロナウイルスの感染状況をタイムリーの表示してくれるサイト

マスクの製造再開されたとしても、まだまだ収束の兆しを見せないコロナウイルスの感染者数は今後どうなるのか気になるところです。

ジョンズ・ホプキンズ大学のシステム科学工学センターが、コロナウイルスの地域別症例数をリアルタイムで可視化した「オンラインマップ」というものを公開しています。
Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

マップ上に赤い○で表示されていて、左右には、それぞれ

  • confirmed(感染が確認された人数)
  • deaths(死者数)
  • recoverd(回復者数)

などの情報が書かれています。

一番の防御は抵抗力を高めること

新型コロナウイルスのように、効果がある薬がまだ何もない段階でできることは対症療法だけです。対症療法とは、出ている症状を抑えることです。

結局の所、自分の抵抗力を高めることが一番の防御です。

しっかり食べてしっかり寝る。日常の生活を整えれば、たとえウイルスが侵入しても対抗できる可能性が高まります。

まとめ

今日は新型コロナウイルスでマスクが売り切れていましたが、増産体制が進み、来週から品薄が解消するだろうというニュースを見て、マスクやコロナウイルス情報について書いてみました。

マスクが品薄になって改めて思いますが、生活用品の生産地があまりに一国に集中すると、その国が大変になると影響が大きいですね。

まだまだ収束の見通しが立っていない新型コロナウイルスですが、今後の動向を見守りたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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